THE VOLVO LIFE JOURNAL

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「アン ミカのレディオフィーカ presented by VOLVO CAR JAPAN」

January 29, 2018

アン ミカさん、牛窪万里子さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「アン ミカのレディオ・フィーカ presented by VOLVO CAR JAPAN」[FM OH!(FM OSAKA)で毎週土曜日、朝11時よりOA]。スウェーデンではフィーカと呼ばれるコーヒータイムを楽しむ習慣があるのですが、番組でもコーヒーを飲みながらファッションや美容など、いま旬な話題をお届けしています。この記事では、毎月1回お招きするゲストの方との楽しいトークの一部をご紹介します!

今回のゲスト 芦田多恵さん(1月27日OA分)

日本を代表するファッション・デザイナー。東洋英和女学院中学部卒業後、スイスのル・ローゼイ高校に進学。卒業後にアメリカのロードアイランド造形大学アパレルデザイン科で芸術学士号を取得。1991年に「miss ashida collection」を発表。2012年10月、「TAE ASHIDA COLLECTION」を発表。同年秋、第54回FECJ特別賞受賞。エレガントでモダンなスタイルのデザイナーとして活躍中。

着る人を限定しないデザイン

アンさん今日は大好きなファッション・デザイナーの芦田多恵さんをお迎えします。大阪の御堂筋にも素敵なお店がリニューアルされて大盛況ですね。

芦田さんありがとうございます。一番、最新のお店です。

アンさん昨年はジュエリーブランドのブルガリが開催する「知性と創造性と美しさに輝く女性たちを祝福」するブルガリ アウローラ アワードを受賞されましたね。スポーツ選手、医学、政治、社会貢献、芸能、文化、経済など様々な分野で活躍する方々が受賞されていますが、表彰式では美しいジュエリーを身に付けたモデルさんたちが登場、そのドレスは全て芦田さんのデザインで、女性の身体を美しく見せる素晴らしい式でした。ただ一言「美しい」、もう一言「欲しい!」でした!ところで芦田さんは着る方のイメージを決めていないのではと、感じることがあるのですが?

芦田さんそうなんです。こういう人じゃないと着られないと制限しないように努めています。むしろ私の想像を超えた全然違うタイプの方に着て欲しい、そう思いながらデザインしています。

アンさんベタな質問になりますが、お父様はあの芦田淳さん、まさにデザイナーになるべく環境に育ちながら、いつデザイナーになる決心をされたのですか?

芦田さん正直いつかは覚えていません。気が付いた頃には「この子はファッション・デザイナーになる」とみんな思っていたようです。

アンさん子供の頃からお裁縫とか好きでしたか?

芦田さん大好きでした。それと絵を描くことも好きでした。だから周りの方も私がこの道に進むことを当然だと思っていたようです。

アンさんお父様も喜んだでしょうね。

芦田さん姉がこの道に興味を示さなかったので、私が消去法で残ったのかもしれません(笑)

アンさんそれで海外の高校に進学されたのですか?

芦田さんファッション・デザイナーは英語を話せなくてはやっていけない、早いうちにヨーロッパの生活を実体験した方が良い、父にはそんな理想があったようですね。それでスイスの高校へ進学して、大学でアメリカに参りました。

宇宙で着る服をデザイン

アンさん帰国後は新しい創造性にチャレンジされていますよね。例えば宇宙飛行士の山崎直子さんの宇宙服をデザインされていますが、私の記憶ではファッション・デザイナーで宇宙船内服をデザインされた方はいないのでは?

芦田さん多分、世界で初めてだと思います。たまたま山崎直子さんとお付き合いがあり、「いつか宇宙に行ける日が来たら、服をデザインして欲しい」と言われていました。ただ私の中では余りにも非現実的なお話しで半分忘れていた頃、「今アメリカにいて宇宙に行くことが決まり、以前お願いしたデザインをお願いしたいのですが」とメールが届きました。

アンさんまさか実現するとは!素晴らしいですね!

芦田さんそうなんですよ。ただ何の知識もないし、先ずは日本女子大で宇宙船内服を研究されている教授がいらしたので、いろいろ教えて頂きました。

アンさん失礼な聞き方ですが、宇宙服は白というイメージですが、何か決まりはあるのですか?

芦田さん私がデザインしたのはシャトルの中で着る船内服、いわゆる普段着で、どちらかと言えば簡単なポロシャツとパンツという感じです。宇宙飛行士はほとんどが男性なので、ユニセックスの決まったものから選ぶというのが普通だったそうです。でも山崎さんはせっかく宇宙に行くのだから「女性らしい自分らしいものを着たい」と思ったそうです。

アンさん何か苦労された点はありましたか?

芦田さん宇宙で着るからにはと、いろんなイメージが湧いたのですが、実際には一人が持っていける荷物の重量と体積の決まりがあり、無駄なデザインは一切必要なしと知りました。さらにちょっとしたデザインが事故を招く、例えば僅かな摩擦から火事になる、動きが制限されると万が一の際に危険に陥る、だからデザインそのものがマイナスの要素になることを知りました。

アンさんでも多恵さんらしい何かが求められているわけですよね?

芦田さんデザインをしてはいけないデザインですから、散々考えた挙句に日本人が発明して、日本の宇宙飛行士が使用しているホールガーメントというニットを輪で編んでいく手法を取り入れました。実はこの機械で製造された素材を、以前から自分の作品に取り入れていました。たまたまその知識があったのでデザインに役立ちました。

コラボレーションの魅力

アンさんテレビで観た山崎さんの服は多恵さんがデザインされていたのですね。最近ではチョコレートとコラボレーションというお話しもお聞きしましたが?

芦田さんチョコレートを一部に使ったファッションショーがあり、4年前から辻口博啓さんとコラボレーションして1年に1着作らせて頂いています。

アンさん楽しそうですね。

芦田さん私は洋服の部分を作り、それを辻口さんに渡し、チョコレートが施されます。2人で構想を練る時点から、どういう風にチョコレートらしさをデザインするか、また辻口さんがどのように完成させるか、普段とは違う楽しみが生まれました。

アンさん本当にいろんなデザイナーとしての顔をお持ちですよね。一昨年はデビュー25周年を迎えて何か思うことはありましたか?

芦田さんファッション・デザイナーは常に先のことをやっているので、今年で何年目とは感じませんでした。

アンさん確かにコレクションの開催中は、もう次のデザインをしているわけですよね。つまりほっと一息している間がない・・・

芦田さんだから周りから25周年と言われてもピンと来ませんでした。でもこの25年間を振り返ると、様々な面で変化していると感じました。気が付けば節目でした。

アンさんこれを記念されて齊藤工監督が1年間かけて制作されたショートフィルムが公開されたそうですが?

芦田さんそもそもドキュメンタリーという発想がなく、周年とは関係ないところからお話しを頂き、たまたま25周年目に完成しました。

アンさんデッサン、デザインから縫製に至るまで、インタビューを交えて・・・

芦田さんそうなんです。自分が撮影されるなんて考えたこともなかったし、そういうのは好きでなく、どちらかといえば裏方でやっている方が気楽で好きなものでしたから。結果として25周年だったと最近になって思うようになりました。

アンさん齊藤工監督との、きっかけは何だったのですか?

芦田さん全く別の打ち合わせから、偶然そんな話しが出て「それも面白そう!」とノリで言ってしまった、そんな感じで、実現するとは思ってもいませんでした。

アンさん何となく楽しい会話から凄いことが生まれることがありますよね。

芦田さんびっくりしました!

アンさん裏方のお仕事って、誰かに見せるものではないし、その機会もないですよね。

芦田さん自分が仕事をしている姿を見たことはなかったし、最初は辛い!恥ずかしい!でしたよ(笑)。でも何度か観ていくうちに、首根っこを掴まれて自分を見なさいと言われているようで・・・

アンさん私たちモデルはデザイナーの方にリハーサルから見て頂き、ステージに送り出すまさに寸前までデザイナーはお仕事をしていますよね。客席から観るとデザイナーの方は、いつも最後でちょこっとご挨拶するくらいですが、舞台裏は壮絶ですよね。

芦田さんまさに表と裏の世界ですね。

アンさんそんな貴重な瞬間を観ることが出来るドキュメンタリーですね。今後の抱負をお聞かせ願えますか?

芦田さんファッション・デザイナーという枠にとらわれずに、新しいことにチャレンジしたいです。今年も全く別のジャンルのアーティストの方とコラボレーションをしたり、それによって今まで自分では気が付かなかった部分が見えてきたりします。

アンさんジャンルを超える、そこに新しい自分がある可能性があるわけですね。今日は本当にありがとうございました。

芦田さんこちらこそ、本当に楽しい時間でした。

アンさんありがとうございました。

いかがでしたか?
「アン ミカのレディオ・フィーカ presented by VOLVO CAR JAPAN 」もぜひ聴いてみてくださいね。
それではみなさんまたお会いしましょう!

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