THE VOLVO LIFE JOURNAL

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ボルボ スタジオ 青山で多様な企画展示が開催

May 10, 2018

3月に荒木悠、4月に大小島真木と、アーティストによる展示企画が続けてボルボ スタジオ 青山で行われた。作風の異なる作家による展示が続くなか、ボルボは来場客に何を伝えようとしているのか。

荒木悠と大小島真木は、ボルボ スタジオ 青山の空間にそれぞれ異なるアプローチで向き合い、作品を展示した。荒木は、デイヴィッド・リンチ監督『Lost Highway』のパロディとして、新作《L O S T H I G H W AY(Sweded)》を上映。スタッフに依頼することで鑑賞可能になる本作は、原作が現実に違和を生じさせ重層化させたのと同様に、スタジオの洗練された空間を静かに異形化させることを試みた。いっぽうで大小島は、支持体や画材を軽やかに変えながら、生命の輪廻を感じさせる動物や植物を描写する。ガラス面や展示車両など、スタジオの様々な場所に作品を展示し、その世界観を拡張した。

荒木悠
LOST HIGHWAY(Sweded)
3月9日〜17日(24日まで期間延長)

デイヴィッド・リンチ監督の『Lost Highway』(1997)を「Sweded」風にした映像作品を、荒木悠が制作。「Sweded」とは、ミシェル・ゴンドリー監督の映画『僕らのミライへ逆回転』(2008)に登場する造語で、手づくりで映画のリメイク作品をつくることを指す。オープニングイベントでは、作品に出演した映像作家・高山玲子による体操教室が開催された。

展示風景 荒木悠=撮影

会期初日に行われた、高山玲子による体操教室の様子 稲葉真=撮影

大小島真木
樹がその生命を分かつ時 When trees distribute their lives
4月3日〜27日

ボルボ スタジオ 青山の様々な場所に作品を散りばめた大小島真木。入口の吹き抜けガラスに展示された高さ5メートル以上の新作ドローイングを筆頭に、展示車両とミニカーへのペインティングやオリジナルの絵本、映像、スケッチなど、多様な形態で表現が発揮された。会期初日には記者会見とライブペインティングを実施。6日にはワークショップが開催され、大小島による自作の絵本『ウオルド』の読み聞かせのあと、旅にまつわる記憶を参加者が語り合った。

3点とも展示風景 稲葉真=撮影

スウェーデンの自然をコンセプトとする同スタジオに対し、一石を投じ異物感を生じさせた荒木と、寄り添いながら生態系のように発展させた大小島。両者の企画展示を俯瞰したとき、ボルボがアーティストの多様な表現を通して、自社の世界観や可能性を広げようとする姿勢が感じられる。また、作家においても、ホワイトキューブとは異なる価値観や制約との議論を経ながら作品の強度を高めようとする姿勢が見られた。車という物体だけでなくライフスタイルへと提案を広げようとしているボルボの試みは、今後も続く。

ボルボ スタジオ 青山
美術手帖×VOLVO ART PROJECT

自動車メーカー・ボルボのコンセプトストアで開催される、『美術手帖』とボルボによるアートプロジェクト。荒木悠は第3弾、大小島真木は第4弾として開催。今後は、6月に本山ゆかり、9月に宇治野宗輝、11月に淺井裕介が、それぞれ展示を行う。

ボルボ スタジオ 青山の詳細はこちら

『美術手帖』編集部=文

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