THE VOLVO
LIFE JOURNAL

ボルボで行く おいしい旅 神奈川 茅ケ崎 2021/04/06

築450年の古民家で味わう、湘南唯一の“蔵元イタリアン
dancyu 2021年5月号タイアップ記事

SUVにありがちなアクの強さを抑え、知的で流麗な佇まいが特徴的なボルボのSUV。なかでもXC60は扱いやすいサイズと充実した先進安全・運転支援機能、そしてプレミアムカーならではのクオリティーの高さで人気を集め、日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。 ※許可を得て「熊澤酒造」内にて撮影



週末は一週間の疲れを癒しつつ、ちょっとした旅気分も味わいたい。少し遅めの昼食をとりに愛車のボルボXC60を走らせる時間は、日頃忙しい2人にとって小さな贅沢だ。今朝は都内から高速で1時間弱の茅ケ崎へ。プラグインハイブリッドモデルなら、高速を降りた後は電力のみで走れるPureモードを選択することで、排出ガスを気にすることなく静かに街と打ち解ける。市街の隙間から見え隠れする爽快な海に、自然と気持ちが高鳴って窓を全開にして大きく息を吸い込んだ。



サザンビーチちがさきの駐車場に車を止め、整備された海岸沿いを歩くとサザンオールスターズのCDジャケットにもなった、茅ヶ崎サザンCのオブジェや、海に浮かぶ、えぼし岩を眺めながら、お互い言葉に出さずとも懐かしい思い出を振り返っていた。

事前に予約した「モキチ・トラットリア」まではビーチから車で15分ほど。創業150年を誇る湘南唯一の蔵元である熊澤酒造が、日本酒やビールの工房とともに敷地内で展開するレストランだ。築450年の古民家を移築したという建物には、太く逞しい梁がめぐり、ゆったりとした寛ぎをもたらしている。

上質なホワイトレザーとともにひときわ目を引くのが、スウェーデン随一のクリスタルメーカー「オレフォス」社製のクリスタル・シフトノブ。また木の温もりを生かしたウッドパネルや繊細なステッチが施されたダッシュボードトリムなど、インテリアの随所に職人の卓越した技を感じる。



酒造会社ならではの麹や酒粕、酵母などを取り入れた、ここでしか味わえない蔵元料理が魅力。月替わりの4200円のコースは昼夜問わず提供可能(要予約)。奥はメインの肉料理。低温調理で柔らかく仕上げた美桜鶏の胸肉を、桜の葉で包み香りづけ。桜が香る白ワインソースで。手前は鯛と白魚とチーズのガレット。



春に芽吹く大地をイメージした前菜の一皿から料理がスタート。抹茶とおからのパウダーで仕上げたフォアグラのテリーヌに、こごみが春の彩りを添えている。本日の鮮魚は、ローストした鯛に白魚とチーズのガレット。行者にんにくとトマトのソースは、湘南の片口鰯を使った鵠沼魚醤でコクと旨味を引き出したもの。聞けば、この敷地内で地元の農家が農作物を販売できる小さなマーケットを開催しており、地物が仕入れやすいのだとか。イタリア料理がベースにありつつ、飽きのこない繊細で穏やかな味わいは、地元との共生を進める中で、できる限り地産地消にこだわってきた証だ。



食後は敷地内のショップで晩酌用の地酒を買って愛車へ積み込み、アクセルペダルを軽く踏み込むと、電気の力で静かに走り出した。プラグインハイブリッドは燃費に優れるだけでなく、その静かさによって周囲にいる人や私たちを穏やかな気分にさせる。2人の週末に寄り添う次世代エコカーが来てからというもの、週末が待ち遠しくて仕方がない。

日本酒一筋であった熊澤酒造が「湘南ビール」を発売したのは1996年。エントランス脇にあるビア・ブリュワリーでは、無濾過、非加熱処理にこだわり、酵母の生きたビールを造っている。施設内の一部見学も可能。



敷地内には、製造工程で出る栄養価の高いビール酵母を使ったパンを販売する「mokichibaker&sweets+wurst」や「mokichi cafe」のほか、醸造した日本酒やビール、クラフトジンの直売所もあり、食後のお土産選びも楽しめる。








MOKICHI TRATTORIA(熊澤酒造内)



神奈川県茅ケ崎市香川7-10-7
電話:0467-52-6111
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30 ~ 22:00(L.O.21:00)
土日祝は11:30~16:00(L.O.15:00) 17:00~22:00(L.O.21:00)
休業日:火曜
アクセス:圏央道「寒川南IC」より約10分
※営業日・営業時間は予告なく変更になる場合があります。



「熊澤酒造」の施設内には、トラットリアのほかにも日本酒やビールの直売所、和食店、カフェ、ベーカリーなども併設。事前予約をすればスタッフが施設の案内もしてくれる。






文=藤井存希 撮影=鈴木拓也 デザイン=ナカミツデザイン
dancyu 2021年5月号より転載