THE VOLVO
LIFE JOURNAL

ボルボで行く おいしい旅 千葉 御宿 2021/06/07

海の幸と山の幸を雅流懐石で味わえる外房の農家レストラン
dancyu 2021年7月号タイアップ記事



「移住」「二拠点」。子供の手離れに加え、ふたりの時間が増えるようになって、セカンドライフのことをよく考える。そこで近年、移住先として注目を集める千葉県夷隅郡を、見学がてら訪ねてみた。



左:養老渓谷にある粟又の滝。100mほどのゆるやかな傾斜の岩肌を流れ落ちる、房総一の名瀑布。秋は紅葉の名所として名高いが、夏は穏やかな滝の流れと浅瀬の川に、涼をとる人やハイキングを楽しむ家族連れが大勢訪れる。 右:リラクゼーション機能やエアーベンチレーション機能が備わる柔らかなレザーシートは、モダンな空間を演出するマルーンブラウンカラー。職人が一つ一つ手作業で仕上げるスウェーデン「オレフォス」社製のクリスタル・シフトノブが目を引く。木目を活かしたウッド・パネルのデザインはナチュラルなカーブのラインが、車内のインテリアに温もりを添えている。



野山が緑に染まる絶好の季節。静粛性の高い走りに心地のよいインテリア、そして、プラグインハイブリッドを搭載する「ボルボV90」を走らせていると、ゆったりとした気分の中、ふと働きだしたばかりの頃を思い出す……。あの頃は、中古ですら手が届かなかった乗り心地の気持ちいいボルボのエステートに、今は妻を乗せて走っている。夢に見た田舎暮らしと憧れの車。がむしゃらに働いてきて、やっと思い描いたライフスタイルを手に入れられる高揚感で、ハンドルはいつにも増して軽く感じる。



養老渓谷駅近くにある石神の菜の花畑は、雄大な里山を背景に全線非電化路線の小湊鐵道を見られる撮影スポット。タイミングが良ければ、開放感あふれる房総里山トロッコが走る。



昼食までの時間を使い、養老渓谷にある粟又の滝へ立ち寄る。太く、ゆるやかに流れる滝の音で癒された後は、スマホで時刻表を調べ、小湊鐵道の撮影スポットである石神の菜の花畑へ。雄大な里山を背景に走る一両編成の列車は、ミニチュアのような愛らしさと、徐々に近づく迫力を二重に愉しめる。



3850円(税込)のコース。この日の料理は、こんにゃくの土佐煮、高野豆腐、卵にきくらげを合わせたふくさ焼き、海老、大多喜町産の椎茸のしぐれ煮、炭火で焼く牛肉や天ぷら、新生姜のご飯など、充実の内容。デザートには自家農園でとれた苺を使ったムースが供された。



御宿方面へ車を走らせ、何もない田舎道を脇に入ると、茅葺き屋根の古民家が「愚為庵」の目印だ。囲炉裏を囲む土間で靴を脱ぎ、畳にテーブル・椅子という気楽なスタイルで、地産地消を掲げる雅流懐石をいただく。季節を感じる心尽くしの料理が、ちょっとずつ30品ほど。夷隅郡産のかぼちゃのグラタンや、大多喜町産の椎茸のしぐれ煮など、なじみのある食材すら、舌が生まれ変わったような感覚で「おいしい」と声が漏れる。庵主の大地さん曰く「温暖な気候に恵まれ、野山の幸と、黒潮洗う海の幸がともに味わえる土地」なのだそう。四季ごとに訪れたいと思える、お気に入りの場所が早くも見つかった。


満足感いっぱいの食後は海側に出て、夷隅郡での暮らしを思い描きながら、帰路につく。電気モーターを効率よく使い、環境への配慮も万全。ラゲッジスペースも広く、都会と田舎の二拠点生活にも気負わない「ボルボV90」は、都会だけの生活を卒業した僕ら世代に、穏やかな時間をもたらすのにはうってつけのエステートだと感じる一日となった。








農家レストラン 愚為庵(ぐいあん)



千葉県夷隅郡御宿町上布施2194
電話:0470-68-5927
営業時間:11:30 ~ 19:00 入店(完全予約制)
休業日:不定休
アクセス:圏央道「市原鶴舞」ICより約35分。

大地農園が、1995年に築200年以上の母屋を利用して始めた食事処。3850円のコースのほかに、近海で獲れた3点盛りの刺身や炊き合わせ、小鉢などが付く5500円のコースと、伊勢海老かアワビを刺身やボイルなど希望の調理法でいただける8800円のコースがある。夏は自家製の胡麻豆腐、秋は御宿名物の伊勢海老を殻ごとすり潰して使うピンク色をした汁物も登場する。料理はすべて税込。



文=藤井存希 撮影=鈴木拓也 デザイン=ナカミツデザイン
dancyu 2021年7月号より転載