THE VOLVO
LIFE JOURNAL

ボルボで行く おいしい旅 栃木県 栃木 2021/12/06

江戸時代の名残漂う蔵の街で 創意の江戸前寿司と出合う
dancyu 2022年1月号タイアップ記事

VOLVO XC60

明治時代の豪商・横山家の貴重な資料などを展示した横山郷土館。今回ドライブしたXC60 Recharge プラグインハイブリッドは、自宅の充電器や走行中に蓄えた電力でのEV走行も可能で、ひときわ高い静粛性とスムーズな走りを実現。



蔵の街

早朝から都内を出発し、わが家に迎えたばかりのボルボXC60を走らせる。今日、目指す栃木市は、江戸時代から日光例幣使街道の宿場町として、また江戸と繋ぐ巴波川うずまがわの舟運の拠点として栄えた街。今なお残る黒塗りの重厚な見世蔵や白壁の土蔵群などに、タイムスリップしたかのような感覚を覚える。

(写真)かつて、北関東の商都と呼ばれた蔵の街。巴波川の流れに乗って、蔵を眺められる遊覧船もある。



車内

自慢の新車は、操作性抜群の9インチ縦型センターディスプレイにGoogleが搭載され、歴史的建造物などが点在する市内では強力な助っ人に。音声認識による目的地へのルート案内や飲食店探しなど最新の情報にハンズフリーでたどり着けるので、僕のスムーズなドライビングに、パートナーも上機嫌だ。

(写真)センターディスプレイの左右に立ち上がるウッドパネルの曲線や、ダッシュボードのステッチなど、自宅で寛いでいるかのようなインテリア。



旧栃木町役場庁舎

大正10年に建てられた洋館造りの旧栃木町役場庁舎(現・栃木市立文学館)では、建物を背景に記念撮影を、江戸時代の名残をとどめる巴波川沿いでは横山郷土館をはじめとする数々の資料館を巡る。車で数分ほどの蔵の街大通りには、レトロな建物を生かした洒落たカフェやショップが立ち並び、昼食の時間まで散策を楽しんだ。

(写真)大正10(1921)年頃では珍しかった近代洋風建築が印象的な旧栃木町役場庁舎(栃木市立文学館/栃木市指定有形文化財)。令和4年4月に大規模改修工事を終え、開館予定。



ランチに訪れたのは、“海なし県の寿司を極める”というフレーズに惹かれて予約した「かしわずし」。聞けば、店主の柏倉裕司さんは10年連続でミシュラン二つ星を獲得する都内の名店「初音鮨」の厨房に入り、一年間、週一ペースで仕込みからレシピまで学んだという異色の経歴の持ち主。たとえば、「初音鮨」同様、藁で炙ることによって脂を落とした大トロは、スモーキーな香りをまとい、マグロのだしまで感じる握りだ。



鰹のたたき エシャロット ブルー チーズ、白イカ唐墨、マグロのおはぎ。

右から鰹のたたき エシャロット ブルーチーズ、白イカ唐墨、マグロのおはぎ。炙り大トロにいぶりがっこが加わり、スモーキーでコクの深さも格別。



一般的に低温の湯でほぐすイクラは、「水に触れると旨味が逃げてしまう」と考える「初音鮨」の親方の教えに倣い、水をいっさい使わずに仕込む。醤油に漬ける時間も通常20分ほどかけるところ、水に触れていない分、浸透が速く、5分で味が十分に入るのだという。さらに柏倉さんはSNS上で話題になった白濁したイクラの人気を探り、わずかな湯で極レアにゆでた半熟イクラを創作。愚直なまでの熱意と創意がぎゅっと詰まった、想像を超えるイクラの味わいに、思わず頰がゆるんだ。



半熟イクラの醤油漬け、大トロ の醤油漬け 藁炙り、秋刀魚 アオサと肝のなめろう。

右から半熟イクラの醤油漬け、大トロの醤油漬け 藁炙り、秋刀魚 アオサと肝のなめろう。細かい包丁目を施した秋刀魚はふわりとほどける食感。



フォアグラの茶碗蒸し

フランス料理の定番フォアグラのフランから着想を得るも、あくまでだしベースにこだわったフォアグラの茶碗蒸し。



毛ガニのビスク素麺

毛ガニ20杯分のだしをとった毛ガニのビスク素麺。



店主の柏倉裕司さん

寿司屋の二代目として幼少期より寿司職人を志していたという店主の柏倉裕司さん。地元の宴会や接待使いで重宝されてきた店に、都内の江戸前寿司店での経験を経て、カウンターでの寿司コースを取り入れた革新者。



帰路は情緒ある街並みの余韻に浸りながら、静粛性とスムーズさを兼ね備えるSUV、ボルボXC60を走らせる。決して保守的にならず攻めの姿勢で革新を起こす寿司職人の姿と、さらに知性を極めたボルボXC60の飽くなき進化が重なり、これから毎週末のように僕らをガイドしてくれるであろう愛車の存在が頼もしくて仕方がない。








大平 かしわずし

栃木県栃木市大平町西野田655-8
電話:0282-43-3744
営業時間:11:30 〜14:00、17:00 〜21:30
休業日:水曜
アクセス:東北自動車道「佐野藤岡」ICより約20分。

●寿司コースはカウンター席のみの要予約で15品5500円、20品8800円、23〜24品1万3200円の3コース。


※営業時間、定休日は予告なく変更になる場合があります。






文=藤井存希 撮影=鈴木拓也 デザイン=ナカミツデザイン
dancyu 2022年1月号より転載