THE VOLVO
LIFE JOURNAL

My STYLE with VOLVO Vol.1 鍛治亜友子/山形庄内 2019/11/29

"カラテエクササイズ"の鍛治亜友子さんがVOLVO XC60で秋の山形をドライブ
presented by Response



"日本の美しい原風景"これが私の山形のイメージです。そして美味しい空気、美味しい食材もたくさん溢れる魅力あるところです。目を閉じると、それらを育む雄大な山、川、大地が、そっと私の気持ちを落ち着かせてくれます。今回はボルボXC60で廻る秋の山形ドライブへ、皆さんをご案内。心と身体をリフレッシュできる"美と健康のドライブ旅"をお届けします。



鍛治亜友子AYUKO KAJI

5歳から空手道に入る。東京農業大学空手道部卒。東京大学大学院身体運動科学科修士号取得。現在は、まなびやひょうたん代表を務め、日本橋・勝どきにて小学生や女性を対象に剛柔流空手道を教える。イベント等では女性向けにカラテエクササイズを行う。公益財団法人全日本空手道連盟五段、公益財団法人日本体育協会スポーツ指導員。



晩秋の山形へ



東北は、グレーカラーの空。そして風が雲を少しずつ南へと追いやり、季節の変わり目を迎えていた。
VOLVOの故郷スウェーデンも、きっと今頃はこんな空が広がっているのかもしれない。
東北は日本の原風景が広がる、どこか懐かしささえ感じさせてくれる場所。広大な田園地帯をゆったりと流れる川、深い緑の山々。そしてどこまでも遠くを見渡せる丘陵地帯。つい4時間ほど前まではコンクリートジャングルにいたことが信じられなくなる。



今回ご案内するのは、山形県は日本海に近い西部。山形道を西へと走り、出羽三山の月山、湯殿山を抜けたところにある鶴岡市へとやって来た。ここは美味しいお米として有名な庄内米の一大産地として名高い。



そしてvol.1のナビゲーターをしてくれるのは、女性向けエクササイズとして人気を集めるインストラクター鍛治亜友子さん。今とても注目を集めている方だ。
空手を長く経験して来た彼女は、日本古来の武道である“空手”の基本動作である素早い動きとしなやかな動きを巧みに融合させた、この特徴的なエクササイズを、より多くの女性たちへ広めている。カラダと心、そして所作を常に美しく保ちたいと思う女性からの支持も厚い。





そんな彼女を今回エスコートしてくれるが、2017年にデビューしたXC60。
日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018を受賞し、デザインをはじめ車本来のパフォーマンス自体を高く評価されるなど、発売から2年経つ今も根強い人気を誇る。
今回はそんなXC60の中でもプラグインハイブリッドを搭載するT8 Twin Engine AWD Inscliptionで晩秋の山形路へ出かけてみた。



プラグインハイブリッドというボルボの新たな提案

田園地帯をまっすぐに貫く道は、次第に山へと吸い込まれていくような錯覚を得る。
鶴岡市街から南東へ向かう道には、この先がいかに神聖な場所だということを示す、巨大な大鳥居が立っていた。





まるでXC60を飲み込むような大きな口を開いている光景に、どことなく緊張とよく似た気持ちになってくる。
大鳥居をくぐりさらに道は続く。次第にカーブがきつくなるワインディングがXC60 T8 Twin Engine AWDのパワフルで軽快な走りをダイレクトに堪能させてくれる。パワートレーンのバランスとレスポンスの良さだけではなく、ステアリング操作に対して即座に反応する素早い身のこなしがこのクルマの特徴だ。





「普段は都心での移動が多いのですが、改めてこういった道を走ると、見た目のスタイリッシュさと、パワフルな走りのギャップに驚かされますね。」
と鍛治さん。どうやら掴みはOKといった様子だ。

三つの神が合祭される荘厳な空間へ



標高が段々と高くなり、鶴岡の街が一望できる位置へとやってきた。民家は次第になくなり草原が広がる。XC60が走り去った後、草木が揺れる光景がなんとも素敵だ。
XC60は、そんな風景の中に自然と溶け込んでいた。

やってきたのは、鶴岡ICから40分ほど、荘厳な雰囲気の中に佇む出羽三山神社。
出羽三山神社とは、山形の名峰羽黒山、月山、湯殿山のそれぞれの神が、一同に祀られている五穀豊穣の神社。



月山神社は、天照大神の弟神の月読命(つきよみのみこと)を、出羽神社は出羽国の国魂である伊氏波神(いではのかみ)と稲倉魂命(うかのみたのみこと)の二神を、湯殿山神社は大山祗命(おほやまつみのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三神が鎮座されており、その神々が合祭されている。
また広大な山内には百八末社といわれる社があり、八百万(やおろず)の神々が祀られている。





山に位置する神社だが、参拝路は平坦でとても歩きやすい。樹齢何百年は経過しているだろう大きな杉の樹が神々しさを高めてくれる。


心を鎮めて、身を清め、そして最高のドライブを祈願しつつ、神社を後にすることに。


街へ向かう下り坂もXC60は常に快適さを与えることを忘れない。
「下り道はブレーキを踏む回数も多く、身体も揺られがちで衝撃を受けるイメージなのですが、このクルマは本当に乗り心地がいいです。シートがフィットして、とても心地よいですし、姿勢が本当に崩れない。いいソファーに座っている感じです。私も“ボディスタイルは、いい姿勢から”と考えています。姿勢が崩れないシートは本当に運転しやすいですし、疲れにくい印象です。リラクゼーション機能も付いているなんて、どこまでも運転できちゃいそうです。」





乗り心地の秘密はサスペンションにある。フロントにダブルウィッシュボーン式、リアはインテグラルアクスルを採用するマルチリンク式。乗り心地と運動性能を両立した足回りを装備しているから、ロングドライブには最適そのもの。


この電子制御式4輪エアサスペンションは衝撃吸収を抑え、走破性をより高めてくる装備。安定性と操縦性を誰もが感じやすく不快とは無縁の心境が味わえる。
悪路に足を踏み入れたとしても、地上高が上がり、低い速度域での操縦性に最適化される「Off Road」モードを選ベば、ヒル・ ディセント・コントロールも作動。急勾配でもハンドル操作に集中でき安全に下って行けてしまう。



武道を嗜むからなのか、姿勢に対しては常に敏感という彼女。まさに姿勢は健康にも直結する点。我々も見習わなくてはならない。XC60も実は、人間でいうボディバランスを司る操縦性、正確性 、快適性を最適なレベルで実現している。ドライバーのハンドリングに対し、機敏な動きと高いコントロール性で応えてくれる。だから彼女もいつもよりハンドル捌きが軽快なのだろう。この点、不思議と通じる部分があったのかもしれない。



「伝統」と「進化」を追い求める老舗漬物店



次に訪れたのは、鶴岡市はJR羽前大山駅近くに構える老舗漬物店「本長」。
ここ鶴岡は酒蔵が多いことでも有名な街。まさに酒粕で漬ける粕漬を出す名店を訪れた。 創業百余年を迎える本長。その味は酒粕の奥深さを存分に味わえるとして、全国の有名百貨店へも卸すほど、ここの味への支持者は多い。



庄内の酒粕にこだわり、地元鶴岡の野菜である民田ナスや友江ふきは粕漬けにし、通年物と季節物を用意。その他では藤沢かぶ、外内島(とのじま)きゅうり、小真木大根を使った甘酢漬けや味噌漬け、また、はりはり漬にしたものも揃える。ここでは試食はもちろん、蔵の見学もすることができ、粕漬をはじめ漬物の文化を知ることができるのも魅力だ。


試食するたび、野菜のシャキシャキ感といい、酒粕の甘さといい、ご飯が欲しくなると話す鍛治さん。


店主の本間光太郎さんは、漬物の消費自体が年々落ち込む昨今、何か新しいことを常に意識して行動していかないと新規のお客様は得られない。ありきたりな粕漬ではなく、本長だからできる、新たな粕漬もどんどん提供していきたいと話す。
素材はもちろんのこと、パッケージのデザインから、売り方に至るまで、常にインパクト与える改革を心がけているという。





まずは興味を持って手に取ってもらうこと、そして人に教えたくなる、贈りたくなる品をこれからも作り続けて行きたいと語ってくれた。

ここはまるで水田に浮かぶ異空間

次第に陽が暮れてきた。さて、本日の宿へと向かうことにしよう。


鶴岡市街地へとXC60を走らせること30分。水田に囲まれたモダンな建物が本日の宿だ。
“SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE”
近代的でシンプルな装いのこのホテルは2018年に開業したばかり。
水田の間のアプローチを抜け建物へ。二階へ上がるとそこは高い天井の木造空間が広がっていた。コンクリートと木材をバランスよく組み合わせた、前衛的だが温かみのあるエントランスが出迎えてくれる。芳醇な木の香がとても心地いい。





建築家、坂 茂(ばん しげる)氏が設計した当ホテルは全館二階建ての低層仕様。エントランス棟を中心に3方向へと伸びるのは全143室が備わる宿泊棟。それぞれの棟へは渡り廊下で繋がり、途中からは中庭や水田を眺めることができる。


さて、鍛治さんの部屋は“テラス付田園ビューダブル”。 木材を多用した、北欧テイストを感じさせる清潔感あるシンプルな作り。ダブルサイズのベッドが備わり、田園風景を一望できるテラス付きのお部屋。天気の良い日には水田に映る夕日を楽しむこともできる。





ボルボといえばデザインの視点も忘れてはならない。
特にボルボのインテリアは、リビングルームのコーディネートと同じ考え方でデザインされている。良質なマテリアルを選定し、スペースの有効活用、ディテールへの気配りは、北欧デザインならでは。温かで魅力的な室内環境が広がっている。


清潔感あるホワイトカラーはとにかく開放的で、見上げれば外光をたっぷりと取り入れるチルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフも相まって居心地は十分。また、操作に必要なボタンやスイッチを減らすことで整然として落ち着きのある空間が広がる。





「まるでいいホテルの落ち着いたリビングにいるような感覚で、クルマのインテリアとして驚いています。」


鍛治さんも実はこのインテリアがとてもお気に入りだとか。



部屋で少しくつろいだ後は、西の方角を望めるテラスでカラテエクササイズを楽しむ鍛治さん。

「こんなに広い景色を見ながらできて、今本当に気持ちがいいです。またいつもと違った気分で新鮮です。」

汗を流した後は田園風景を見渡せる館内併設の天然温泉へ。地下1200mから汲み上げる温泉は源泉掛け流し仕様。水田を眺めながらの露天風呂とは、なんとも贅沢。





夕食は館内レストラン”Farmers Dining IRODORI”にて。
海、山、川、平野が揃うここ庄内地方は、自然の恵みが豊富な食の宝庫。そんな場所で獲れる地の食材をふんだんに使用した料理がここの自慢。
今回は前菜に生ダコと水菜のサラダ、そしてメインには地元日本海で獲れた地魚のソテーをチョイスした。



薄切りにした柔らかい生タコと、みずみずしい獲れたて地元野菜を一緒に口へと運ぶ。まさに新鮮そのもの。そしてメインの地魚のソテーは、肉厚の白身で甘みがあり食べ応えは十分。それを地元の月山ワインで流し込めば、一気に至福の境地へ。
好きな時間に、好きな料理を、好きなように楽しむ。これも一人旅の醍醐味。

水田地帯を見渡しながら食べるイタリアン



翌日の庄内地方は朝からしっとりとした雨。窓を開ければ、青々とした稲穂に恵の雨が振りそそいでいた。

ホテルを後にした鍛治さん。時間はもうすぐ12時。向かったところは鶴岡市中心部から東へ向かい赤川を渡ったところにある、地元で評判のイタリアンレストラン“Bedda Sicilia”。
一つの建物を美容室とシェアするというちょっと変わったお店だ。ここの特徴は窓越しに広大な水田地帯を見渡しながら食事ができること。あいにくの天気ではあったが、店内に立ち込める美味しそうな匂いに鍛治さんも笑みがこぼれる。





彼女が注文したのは本日のパスタランチ。5種類の前菜盛り合わせと、地元野菜のサラダ、そしてメインのパスタという内容。これにデザートとコーヒーがつく。男女問わずお腹も心も十分満たせる内容だ。

Bedda Siciliaの古門シェフは、鶴岡の在来食材の美味しさをいかに引き出し、そして最大限に満足してもらえる料理を提供していきたいと話す。



VOLVOで心をリフレッシュ

山形庄内をXC60で駆ける旅。
鍛治さんは、好きなペースで好きなところへ連れて行ってくれる、ドライブにはそう行った魅力を改めて感じられ、身も心もボルボでリフレッシュできたと話す。





普段のルーティンライフではなかなか気づかない様々なものへの魅力を、今回はゆっくり感じ取ることができたことだろう。
ボルボXC60でいつもと違ったドライブの魅力を探る旅へ、あなたもぜひ出かけてみてはいかがだろうか。







MODEL:AYUKO KAJI TEXT:KENJI YOSHIZAWA PHOTO:DAN AOKI