ONO SHOHEI × VOLVO C40 2022/07/29
NEW CHALLENGE with VOLVO vol.2 小野翔平

2030年までに、発売するクルマを100%電気自動車にする。そんなチャレンジングな表明をし、スウェーデンの自動車ブランドとして常に挑戦をし続けるボルボ。ボルボ初のEV専用車となるC40のハンドルを今回握るのは俳優・小野翔平。普段は偶然にもボルボXC40に乗っているというボルボオーナーの彼は、電気自動車C40に乗り、何を感じるのだろうか。

小野翔平
1996年生まれ。モデルとして活動後、2020年に俳優デビュー。U-NEXTにて配信中の映画『DIVOC-12』「タイクーン」では主演を務める他、舞台やCM、MVなど幅広く活躍中。VisaデビットのwebCMに出演中。
疾走感を感じることができるパワフルな走りが魅力

―小野さんは普段から運転を?
- 小野
- そうですね。運転するのが本当に好きで、運転をしながら頭の中を整理することもあります。友人とドライブに行くことも多く、特にコロナ禍になって、都内で遊ぶよりは、友人とキャンプに行ったり遠方へ出掛けることが多くなりました。
―クルマはお好きですか?
- 小野
- トミカで遊んでいた幼少期から好きです。初めて好きになったクルマは真っ赤なスポーツカーでした。幼い頃から中国に住んでいたんですけど、中国はクルマ社会ということもあり、いつも助手席に乗せられて移動していました。そこから成長し、映画に出てくるクルマに憧れたり。クルマはいつも自分の身近にあったのかなと思います。
―小野さんは、現在ボルボのXC40に乗られているんですよね?
- 小野
- そうなんですよ!もともと、ボルボの240かXC40で悩んでいたんですが、熟考した結果、XC40を購入しました。クルマを調べている時に感じたんですけど、ボルボってすごく正直ですよね。HPを見ると、例えば今回のC40で言うと、電気自動車だからいいだろうという横柄さがなく、メリットもデメリットも包み隠さず書いてあるんですよ。そこが素晴らしいなって思っていて。ボルボのイメージがさらに良くなりました。もっとみんなに知ってほしいなって。
―ブランドの正直さにも惹かれると。実際にC40を運転されてみて、XC40との違いは感じましたか。
- 小野
- 一番は、ワンペダルドライブの利便性でしょうか。アクセルを緩めるとブレーキがかかるんです。最初は慣れなかったですけど、一時間も乗っていればすぐ慣れました。すごく繊細というか、ストレスフリーで運転ができるんですよ。ペダルから足を離しただけで自動的にブレーキをかけてくれるので、踏み間違いの恐れもない。最近は踏み間違いの事故も多いですが、この機能があれば安心だなって思いますね。
―小野さんのXC40はガソリン車ですが、走りの違いはいかがでした?
- 小野
- 正直、電気自動車って静かですし、運転している感がないのではと思っていたんですけど、乗ってみると全然そんなことはなくて。むしろガソリン車よりも運転している感覚があるんじゃないかな。パワフルだし、重たくてずっしりしている感じというか。スピードも一気にトップスピードまで加速しますし、スポーツカーのような性能なんだなって。
―C40を好きになりましたか。
- 小野
- はい、大好きですね!一年半くらいXC40の購入を遅らせていれば……と思うくらい(笑)。
―特に気に入ったポイントは?
- 小野
- 運転好きからするとやっぱり、疾走感ですかね。運転していて本当に気持ちがいいです。あとは、ナビ。「OK、グーグル」の一言で完結できるのは楽だなと。普通はタッチ操作ですし、名称で検索しても出てこないことが多い。住所も正確に入力しないといけない。途中で行き先を変更したい時にわざわざ停車して入力するのは手間だし危ないんですよね。でも「OK、グーグル」の一言で全部完結すると考えるとグーグルが搭載されているってすごい!

―スマホを操作する感覚に近い?
- 小野
- そうです!大きいスマホに乗っている感覚ですね。自分のスマホも同期できますし、便利です。
―先ほど、ボルボをみんなに知ってもらいたいとおっしゃっていましたが、「電気自動車ってどう?」と訊かれたらなんと答えますか。
- 小野
- 他の電気自動車はわからないけど、ボルボの電気自動車はすごいぞと伝えますね。
―小野さんは俳優として活躍されていますが、ドライブすることで得られるものはありますか。
- 小野
- 考え事や頭の整理に役立っていると思います。あとは台詞を覚える空間としても。台詞をスラスラ言えるように、運転に集中しつつも、自分で吹き込んだ相手役の台詞とのラリーをよくクルマでしています。
誰にも邪魔されませんし、パーソナルな空間なので。クルマに乗ることでそういう時間を確保できているんです。それに普段乗っているXC40にはC40と同じハーマン・カードンが搭載されていて、音がいいんですよ。だから眠気覚ましに爆音で音楽をかけたり、一人カラオケをするのも楽しみの一つかもしれないです(笑)。クルマって移動できる自分の小さな部屋って感じなんです。
―いい例えですね。その“移動できる部屋”で、小野さんが思い出深いと話された東京タワーにもドライブで行ったりするのですか。
- 小野
- そうですね。落ち込んだりすると東京タワーに来ます。役者になったのが二年前。ちょうどモデルから転向するタイミングで、いろんな事務所を受けている中で、面接に呼んでいただいたのが今の事務所でした。事務所に向かっている時、ふと見上げると東京タワーが見えて。なぜだかその時めっちゃ頑張ろうと思えたんです。その思いのまま面接を受けて、所属することになり、役者人生がスタートした。いつ見ても頑張ろうと思わせてくれる存在が東京タワーなんです。
日本だけで止まらない海外で活躍できる俳優に

―そもそもなぜ役者になろうと?
- 小野
- 安易な理由なんですけど、服が好きでモデルをやっていたんですが、当時あまり雑誌のお仕事がなく。正直に話すと、雑誌に出たくて役者を始めました。だから、僕的には今日一つ夢が叶っているんです(笑)。
―絶対に役者になりたい、というわけではなかった。
- 小野
- はい。もちろん映画は好きだったし、何となくやれるだろうと根拠のない自信はありました。でもやってみると全然できなくて。そこからもっと必死に勉強してやろうと、映画を観たり、本を読んだり、自分でレッスンに通ったり、何気ない会話の中でも相手は何を思って喋っているんだろうとか、意識的に私生活を変えていきました。
―できないという経験が俳優を生業として生きていこうと思わせてくれたんですね。憧れの方はいらっしゃいますか。
- 小野
- すごいなと思うのは、金城武さん、真田広之さん、渡辺謙さん。
―三人とも海外で活躍されている方ですね。小野さんも将来的には海外を視野に入れている?
- 小野
- 目標ではあります。中国に十年、シンガポールに三年と海外に住んでいた期間も長く、親も語学の教育には力を入れてくれたので、語学は自分の武器なんです。なので、いずれは海外でもやれたらいいなと思っています。素晴らしい作品が世界にはたくさんありますし、自分もそういった素敵な作品に巡り会えたらなと。日本だけで止まらないで、もっと視野を広く持つことがいまの目標です。
―いまはたくさんの配信サービスもあり、世界との距離も縮まっている感覚がありますね。その中で、どんな作品をやってみたいですか。
- 小野
- いろんな国籍の俳優が集まってできる作品があったら素晴らしいなと。人種がこうだからダメだとかではなく、一人の人間として観てもらえる世界が来ればいいと思うし、そういう作品に携わりたいですね。
―いいですね。これからどんな俳優になりたいですか。
- 小野
- 芝居の世界で正直に生きられる役者になりたいです。観客の心を動かすにはまず自分自身の心を動かす必要があると思うんです。物語を理解し、共演者を信じ、正直に感じたことを表現する。人に伝えるために僕は芝居をやっているので、この思いはブレずにいたいなと思います。
―最後に、ボルボは2030年までに全車種をEV化するという大きな挑戦を表明しています。小野さん自身、2030年までに実現したいことはありますか?
- 小野
- ハリウッドだったり中国だったり、場所は選ばないですけど、いろんな人種で面白く映画が撮れる作品に出られていたらいいなと思います。あとは、いい感じで歳をとっていたいですね(笑)。
PHOTOGRAPHY: TAKAGI MASAYA HAIR & MAKE-UP: MIYASHITA YUKO TEXT: SASATANI SHUNSUKE
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